確率と運
いちばん手札に来やすいカードは?




厳密にいえば、ほかより出やすいカードはありません。よく切った山札なら、40枚のカードはどれも40分の1の確率で出てきます。ただし、同じ点数として扱われる絵札など、特定のグループのカードを受け取ることは、より多くあります。単純に、山札にその種類のカードが多く入っているからです。
カード1枚の確率は同じでも、グループごとの枚数は違う
Mus(ムス)には、10点として数えるカードが16枚あります。reyes(王)、caballos(騎士)、sotas(従者)、treses(3のカード)です。ですから、1枚ずつの出る確率は同じでも、手札に10点のカードが3枚や4枚あるのは、ごく普通のこと。「いつも絵札が出る」と感じるのは、そもそも枚数が多いからなんです。
少なくとも1枚受け取る確率
- 4枚の手札にas(エース)が少なくとも1枚ある確率:35%を少し上回ります。
- 4枚の手札にrey(王)が少なくとも1枚ある確率:同じく、35%を少し上回ります。
- 4枚の手札に10点のカード(Mus(ムス)の場合)が少なくとも1枚ある確率:90%近くです。
なぜ「ついていない」カードがあると思うのでしょう?
欲しいカードが来なかったときのほうが、強く記憶に残るからです。とても人間らしい認知の偏りですね。詳しくは、脳はどのように直感を惑わせるのかと、幸運の波は存在するのか?で解説しています。具体的なケースについては、エースが4枚配られる確率をご覧ください。
よくある質問
ほかのカードより出やすいカードはありますか?
いいえ。よく切った山札なら、どのカードも出る確率は同じです。
Mus(ムス)では、なぜ10点のカードがたくさん出る気がするのですか?
10点として数えるカードが16枚あり、山札の半分近くを占めているからです。