遊び道具

硬貨はなぜ丸いの?

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硬貨が丸いのは、金属の塊から打ち出すのにいちばん作りやすく、持ち歩きやすいうえ、すり減ったり折れたりする角がないからです。また、縁に模様や文字があれば、誰かがそこから金属を削り取ったときにも気づきやすくなります。

金属そのものから生まれた形

紀元前7世紀ごろ、リディア(現在のトルコ)で作られた最初の硬貨は、金属のしずくを刻印のある型でたたいたものでした。金属のしずくは、押しつぶすと自然に丸い形になりやすいのです。詳しくは硬貨の歴史でご紹介しています。

角がないという利点

角があると、すり減ったり、曲がったり、服に引っかかったりします。円形なら摩耗が均等に分散され、長持ちします。

縁を削る不正を防ぐために

何世紀もの間、硬貨の価値は含まれる金属によって決まっていました。そのため、縁を少し削り取って銀を手元に残す人もいました。縁にギザギザや文字を入れる方法が広まったのは、そうした削り取りがわかるようにするためです。

丸くない硬貨もある

多角形の硬貨や、穴の開いた硬貨、縁が波形になった硬貨もあります。こうした形は、触っただけで見分けられるように採用されることがよくあります。それでも、大半の硬貨は今も丸い形です。

トランプにも登場

スペイン式トランプのoros(オロス、金貨のスート)も、まさに丸い硬貨を描いたものです。詳しくはスートが表す意味で解説しています。

よくある質問

最初の硬貨はどこのものですか?

紀元前7世紀ごろのリディアの硬貨です。

硬貨の縁にはなぜギザギザがあるのですか?

誰かが縁から金属を削り取ったときに、それがわかるようにするためです。